ジョージア大統領がアルメニア初訪問 首脳会談で友好関係を強調
Posted about 18 hours ago by Anonymous
ミヘイル・カヴェラシヴィリ(Mikheil Kavelashvili)ジョージア大統領は4月28-29日、アルメニア共和国を初の公式訪問し、ヴァハグン・ハチャトゥリアン(Vahagn Khachaturian)大統領らと会談を行いました。
「この公式訪問でハチャトゥリアン大統領やニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相との高位級会談を行うことを光栄に思います」
(カヴェラシヴィリ大統領のX投稿より)
アルメニア大統領との歴史的会談
29日の会談でカヴェラシヴィリ大統領は、両国の3000年に及ぶ友好関係と今後の戦略的連携強化の可能性について議論。特に次の点を強調しました:
- ロシアによるジョージア占領地域の非承認姿勢への支持への謝意
- 南コーカサス地域の安定に向けた対話推進の決意
「主権国家としてのアイデンティティ保護は我々の共通の使命です」
(合同会見での発言)
首相・宗教指導者との対話
ニコル・パシニャン首相との会談では:
- アルメニア・アゼルバイジャン和平プロセスへの評価
- 3ヶ国間(ジョージア・アルメニア・アゼルバイジャン)フォーマットの進展への期待
カトリコス・ガレギン2世(Karekin II)総主教との会見では:
- キリスト教を共有基盤とする文化的絆の再確認
- 宗教間対話の促進による地域平和構想
地域安定への現実的アプローチ
カヴェラシヴィリ大統領は「緊張緩和におけるジョージアの仲介的役割」を強調し、経済協力(年間貿易額1億500万ドル)とインフラ連携(鉄道・道路網整備)の拡大方針を明らかにしました。
「ユーラシアの十字路として、我々は持続可能な繁栄のハブとなる」
(アルメニア主要紙インタビュー)
メディアソース: civil.ge