ロシア占領軍がジョージア市民3人を違法拘束 1人解放も2人は依然
Posted about 24 hours ago by Anonymous
違法拘束事件の発生
ロシア占領軍の代表者らが5月20日、ゴリ市(Gori)管轄のフルヴァレティ村(Khurvaleti)近隣の占領地域で、ジョージア市民3人を違法に拘束しました。ジョージア国家保安局(SUS)が公式Facebookページで発表しています。
解放された1人と残る2人の現状
国家保安局によると、拘束されたうち1人は既に解放され、ジョージア政府統制下の地域に戻っています。しかし残り2人は依然として不法拘束された状態に置かれたままで、早期解放に向けた国際的な働きかけが続けられています。
国際的な対応と迅速な動き
事件発生を受けて、ジョージア当局はEU監視団が関与する「ホットライン」を即座に活性化。ジュネーブ国際会議の共同議長国や国際パートナーに対し、速やかに情報提供が行われました。拘束者解放に向けては、既存の全ての外交ルートが駆使されています。
ロシア側の責任を明確に
ジョージア国家保安局は声明で「占領地域と占領境界線周辺で発生する破壊的行為の全責任は、占領軍にある」と強く非難。国際社会にロシアの違法行為に対する注意を喚起しています。
背景にある地域情勢
フルヴァレティ村は南オセチア分離地域に隣接する紛争敏感地帯。ロシア側によるジョージア市民の不法拘束は2008年の戦争以降、年間数十件発生しており、国際人権団体から懸念が表明され続けています。今回の事件も、継続する地域緊張を浮き彫りにするものです。
メディアソース: civil.ge